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金子耕弐のファミリー・トーク

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親の責任はいつまでつづくか

みのもんたさんの謝罪会見を見て、ここ2〜3日いろいろと考えさせられました。みのさんは僕が中学生の頃、東京の文化放送でラジオの深夜番組を担当しておられまして、ラジオ大好き人間の僕はみのさんの番組も良く聞かせていただきました。(当時、僕のあこがれのアナウンサーは久米宏さんでしたが・・・)

テンポの速い軽快な語り口で、アナウンサーというよりも個性派のタレントさんという感じで一世を風靡しておられました。やがて独立してテレビに出演するようになって、見る見るうちにその名が知れ渡るようになりました。超売れっ子の番組司会者として過密なスケジュールをこなしながらも、毎晩のように六本木に繰り出して六本木の帝王という異名を取られたほどだと聞いていました。

そのみのさんが、次男の起こした窃盗未遂事件で報道番組の司会を降板されることとなり、びっくりさせられました。息子さんのことは、今まで何も知らなかったのですが、忙しくて自宅に帰ることもままならない生活をされておられたことからして、記者会見を見た時の僕の感想は「やはりそういうことだったのか〜」ということでした。

みのさんは、30才をすぎた自立した息子がやったことなので、責任はすべて本人にあるという趣旨のことを述べておられましたが、時の経過とともに自分自身の子育てにどこか問題があつたに違いないと考えるようになられたようです。その結果、責任を感じて報道番組から身を引く決断をして、記者会見の終わりには「メディアのみなさん、このことについて大いに議論していただきたい」と話し、親の責任について考えるたたき台を提供されました。

僕としては、ファミリー・トークという番組のパーソナリティーを勤めているだけに、これを素通りするわけにはいきません。そこで11月4日から8日まで北海道放送とラジオ沖縄をお聞きの皆様には、この問題をテーマとして毎日お話しすることに致しました。

東北放送をお聞きの方は、別の内容が流れますのでお聞きいただけませんが、その代わり番組の原稿をこのブログで順次掲載させていただこうと思います。どうぞ暇をみてお読みください。


11/4(月)
テレビ、ラジオで有名なみのもんたさんは、次男が窃盗未遂事件を起こしたことで、 ここしばらくご自分が司会を務めていた報道番組の出演を自粛されていましたが、ついに責任を取って降板する決意を固め、去る10月26日に記者会見でその決意に至る経緯を話されました。

お元気ですか? 金子耕弐です。

そのことについては、ほとんどの方がご存知だと思いますので、それ以上詳しくはご説明しませんが、私としては日頃子育てについて語っている立場上、何もコメントせずにこのことを素通りにはできないと感じました。
・・・ということで、自立した子供に対する親の責任について考えてみたいと思います。
ところでこの番組はたった3分で、しかもテーマソングやナレーション部分を除いた私のお話はわずか1分55秒しかありません。ですからここでは、いきなり私なりの結論から申し上げましょう。30才にもなる自立した人間の犯した犯罪は、親がその刑事上の責任を問われるものではありません。これは明らかなことです。それでは、親として何の責任もないのかと言えば、そうも言い切れないでしょう。私は、少なくとも責任の半分は親にあると感じます。
実際、一般の人々におこなったアンケート調査によれば、特に子育ての経験がある人は、その半数以上が親にも責任があると回答しています。何故でしょうか? それは子育ての善し悪しによって、子供たちの成長の仕方が左右される、つまり子供がどんな価値観や倫理観を持つか、それに基づいて将来どんな生き方をするかが、大きく影響されることを、子育ての経験上よくご存知だからだと思います。
人は、問題行動を起こす子供を見ると、「全く親の顔が見たい」なんて言ったりしますし、ことわざにも「3つ子の魂100まで」とか「子供は親の背中を見て育つ」などと、子育ての仕方で子供の育ち方が左右されることを示唆するものが沢山あるわけです。
みのさんは、息子さんの事件の直後、30にもなる立派な社会人のやったことは、事件を起こした本人にすべて責任があるという言い方をされましたが「2週間、3週間、4週間経つうちに、気持ちの中に少しずつ変化が出てきて、自分の子育てにどこか問題があったのでは、と考えるに至った」とおっしゃいました。失礼ながら、私もそのように推測します。では、一体、何がどう問題だったのか、それはまた明日考えてみたいと思います。
金子耕弐でした。

11/5(火)
時間をかけなければ伝わらない

昨日は、息子が窃盗未遂事件を起こしたことで、長年努めてきた報道番組の司会者を降板する決意を固めたタレントのみのもんたさんのことを話題にしてお話ししましたが、今日もその続きです。

お元気ですか? 金子耕弐です。

みのさんは、息子さんの事件の直後、息子といえども30才にもなる立派な社会人のやったことは、すべて本人に責任があるだろうと、多少突き放した言い方をされましたが、番組出演をしばらく自粛して、2週間、3週間、4週間経つうちに、ご自分の気持ちの中に少しずつ変化が出てきて、自分の子育てにどこか問題があったのでは、
と考えるに至ったとおっしゃいました。
「子育ての中で不完全な状態で世の中に送り出したとしたら、それは親の責任。親子の縁は切れません。その責任は父親である私にあります。申し訳ありません」と記者会見では深々と頭を下げられました。どんな親だったんですかという記者からの質問に対しては、「厳しすぎる親でした。お小遣いにしても何にしても、、、それに私は「殴るタイプなんです。嫌なら出て行けというタイプ。それで悪いことをした時、親に分からないようにする道に行ってしまったのかも知れない。何でも話せる親ではなかった」とおっしゃいました。
私は、ことの次第はどうであれ、ご自分の子育てをいま静かに振り返って、親として自分のどこが間違っていたか、真摯に反省し、それを正直に述べられたみのさんの態度にとても感動させられました。これからが、みのさんが息子さんとの親子の関係を豊かに回復させていく時なんだろうと感じました。
まー、それはともかく、みのさんの反省の弁の中に、子育てに最も重要なポイントが改めて明らかにされていたと私は感じました。
大抵の親は、子供に良かれと思って厳しくしたり、子供たちのために一生懸命働いたりします。ところが皮肉にも、その思いが子供に伝わらないことがあるんです。それは、子供に親の愛情が伝わるためには、気持ちだけではなく、ある程度時間を割いて関わることがどうしても必要だからなんです。つまり、時間と感動を共有することを通して、親子の間には目に見えないパイプがつながって、それで愛情が伝わっていくんです。そのパイプがつながらないと愛情は伝わらないし、子供たちの心は傷ついたりストレスを抱えたりします。そうなると、子供たちは成人した後でも問題行動に走ることがあるんです。
金子耕弐でした。

(つづく)






  1. 2013/10/29(火) 16:37:44|
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