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本当に再稼働?!?!

大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、立地する大飯町では26日、
国による住民説明会が開かれました。他の隣接する地域の人々は完
全に閉め出した形で、経産省の柳沢光美副大臣が安全性を力説しま
した。また、この夏は電力が15%以上不足することが予想される
として、再稼働への地元の理解を強く求めました。

もちろん僕は、何度もブログに書いてきたように、再稼働に大反対
の立場です。そもそも何をもってしての安全宣言なのかまったく理
解できません。東京電力福島第1原発事故の真相究明が終わらなけ
れば、新たな原発事故を防ぐための改善策や解決策は見いだせない
はずなのに、今の時点で安全宣言を出すこと自体ナンセンスでしょ
う。国が推進してきた原子力政策は、いわゆる安全神話の上で成り
立ってきましたが、それが茶番によって作られたものだったと分か
った今、またしても第二の安全神話を創り出そうとする面の皮の厚
さに呆れて物が言えません。悲惨な事故をまだ収束できない段階で、
原発の安全性を強調するのは、決して科学的見地からでないことく
らい、少し考えれば誰にでも分かります。

また、関西電力が出してきたこの夏の電力需給の数値も、全く信用
するわけにいきません。私は神奈川県在住ですが、原発事故の後、
東京電力は「計画停電をせざるを得ない状況にある」として、それ
を実施しました。ところが、後に電力は充分足りていたことが暴露
されました。足りていたのにわざと停めたのです。要するに、原発
をなくしたら必要充分な電気は作れなくなり、産業も生活も成り立
たなくなるのだという観念を植え付けるためのお芝居だったわけで
す。実際は、日本で最も電力需要の多い東京電力の管内で、猛暑を
記録した去年の夏も、結局のところ電力は不足することがありませ
んでした。でもそれと同じお芝居が、いま関西電力と政府によって
演じられるのかと思うと、はなはだ腹が立ちます。

本当のところは、原発がなくなると甘い汁が吸えなくなる人々がい
るからでしょう。福島の事故後「総括原価方式」という耳慣れない
システムが広く国民に知らされました。持っている固定資産に3%
かけた金額が黙っていても電力会社に入ってくるシステムです。そ
のため一番資産価値が高い原発を作れば作るほど、笑いが止まらな
いような利益があがるわけです。しかも、なんと原発から出る「使
用済み核燃料」までもが資産として計上される驚愕のからくりがあ
るので、電力会社にとっては電力が足りていようがいまいが、原発
を稼働させることにこそ意義があるわけです。火力ではなく、絶対
に原発でなければならない最大の理由はそこにあるのでしょう。

更に、原発に関連する多くの企業や、電気料金が値上がりすること
を恐れる経済界からは政府に強い圧力がかかります。昨年8月末、
菅総理に代わって野田総理が誕生したとき、経団連の米沢会長は野
田氏のことを「首から上のできが菅さんと違う」などと持ち上げま
したが、そうした財界からバックアップされた野田氏率いる今の内
閣は、義理を果たさないわけにはいかないでしょう。結局、ことは
安全性でもなければ真の経済性でもなく、一部の人々の利益を守る
ための再稼働なのだと僕は理解しています。

大飯町では「5割を超える住民が再稼働に賛成」という調査結果が
メディアによって発表されています。地元の人々にとって、原発が
生活のよりどころになっていることは充分理解しています。でも、
健康や人の命以上に価値があるものは他にないでしょう。これは、
今だけのことでも自分たちだけのことだけでもあません。未来永劫、
日本の、いや人類の運命がかかった大問題です。

ここまで言うと、大げさだと言われるかもしれません。でも使用済み
核燃料でさえ、10 万~20万年の間は放射性物質が消えて無害化する
まで安全に管理する必要があるのです。そんな先のことまで誰が約束
できるでしょうか。それほど危険なものを、あらゆる災害、人的なミ
ス、起こりうる戦争などから守り続けることが人間にできるでしょう
か。できるはずがありません。一部の人々の一時の利益のために原発
を再稼働し、今後原発を容認する道を開かせることなど絶対にできな
いのです。
  1. 2012/04/28(土) 12:43:35|
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