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東北の被災地から帰ってきました。

火曜日の早朝に自宅に戻りました。昨年は震災直後に仙台、石巻、
女川、雄勝などを訪れました。今回もほぼ同じ場所を回ってきま
した。仙台に到着すると、まず初めに東北放送を訪れました。
昨年の10月から皆様のご協力のもと「ファミリー・トーク」が
被災地でもスタートしましので、番組が放送されているTBCラジオ
にもご挨拶に伺ったわけです。

image05.jpg

続いて、石巻と女川に車を進めました。昨年の震災直後は、あまり
の惨状に体が震えました。あれから丸1年経過してしまいましたが、
今回は復興作業に従事した多くの人々の力の大きさに圧倒されまし
た。震災着後に被災地に立った時、瓦礫に覆われて荒れ果てたこの
地を、人は一体どれくらいの年月をかけたらもとに戻せるのだろうか
と呆然とするばかりでした。ところが、もっとも甚大な被害を被った
女川の町でさえ、瓦礫はすべて綺麗に撤去されていて、まったくの
更地になっていました。もしも、震災直後の状態を知らずにこの地を
初めて訪れたら、何事もなかったかのように見えるでしょう。震災後
の復興が遅々として進まないというニュースをよく見聞きしますが、
少なくとも被災地の景色を見るかぎりにおいては、多くの人々の素早
く絶大な尽力に圧倒されて体が震える思いでした。おそらく、これほ
どの自然災害のあとで、こんなに早く復旧が進む国は他にはあり得な
いでしょう。

今回は、仮設住宅を訪れて皆さんと一緒にクラフトをしたり、講演を
したりしました。実際に現地を訪れてみて、ニュースでは伝わってこ
ない実状を色々と知らされました。

仮設住宅の人々は、かつての日本の長屋住まいのように、親しい近所
付き合いの中で、厳しい毎日も互いに助け合いながら、いわば「時間
と感動を共有」しながら生活しておられるかのように勝手に想像して
いましたが、それは大きな間違いでした。仮設の人々は「避難所にい
た時はもっと劣悪な環境ではあったけれど、人間関係はここより緊密
だった」と話してくれました。確かに簡易プレハブの貧しい建物では
あっても、それぞれが自分の家に入ることができてプライバシーが
保てるようになりました。でも、色々な地域からの入居者で構成され
る仮設住宅では、すぐに親しい近所付き合いができるようになるわけ
ではなく、かえって久しぶりに与えられた自分の家に引きこもって、
一日中テレビをつけて特にすることもなく暮らす毎日で、体に不調を
きたしたり鬱的になったりする人が多いというのです。しかも、こう
した状況は山奥の不便な仮設住宅よりも、すぐ近くにショッピングセ
ンターやコンビニなどがある便利のいい仮設住宅の方がより深刻でし
た。便利な仮設住宅地の場合、必要なものは歩いてすぐ近くのスパー
に行けば手に入りますから、他の人との助け合いの必要がなくなりま
す。その結果、近所付き合いもしないまま単独生活に陥って行くこと
になるのです。

今回は、ショッピングセンターのすぐ近くにある大きな仮設住宅と町
から遠くはなれた山の上にある小さな仮設住宅を訪れましたが、明ら
かに人々の顔色や活気が違うことに驚かされました。不便で小さな仮
設住宅では、人間関係がよりタイトで皆さんの顔が明るいのです。

image02_20120328130108.jpg

そのことから、現代の日本の家庭の現状も同じことなのだと感じました。
住宅事情がよくなり、子供たちは小さな頃から子供部屋を与えられ、
便利な家電製品に囲まれているので、家族が親しく交わる時間が減少
し、互いに助け合う必要もなくなってしまうのです。その結果、一つ
屋根の下で生活していても、家庭からは豊かな団らんが消えて、子供
たちにも様々な問題が起こって来るわけです。そんなことを思いめぐ
らしながら、被災地を後にして神奈川の自宅に戻ってきました。

翌日は、家族が僕の誕生日を祝ってくれました。 誕生日は23日で、
ちょうど被災地にいたため、家に戻ってきたら末の息子の実樹(19才)
が、昨年に続き今年もケーキを焼いてくれると言ってくれていました。
その力作を今年も皆さんにお見せしたいと思います。・・・・・あっ、
申し遅れましたが56才になりました。

image00_20120328130031.jpgimage01_20120328130047.jpg


  1. 2012/03/28(水) 13:12:09|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

コメント

お誕生日おめでとうございます

金子さん こんばんは
お誕生日 おめでとうございます

被災地の復興の速度の速さに自分も
驚きました。
今回の記事見て 人とのふれあいや会話は大事だなと強く思いました
我が家でもできるだけ夕食後から寝るまでは
居間に三人とも揃い テレビを見たり
会話をしたりして同時に時間を過ごすことを心がけています。
  1. 2012/03/29(木) 23:27:45 |
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  3. つぼ #-
  4. [ 編集 ]

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